今週のお題「一生モノ」
かつて着物は、一生モノとされ、女の財産と言われました。
弘前市賀田(よした)地区の鳴海要記念陶房館で、1月18日まで昭和の着物が展示され、出掛けることが出来たので、お伝えします。
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昭和のきもの展
和服をお召しになった方を、昨今はあまり見ませんが、私の曾祖母はきもので普段、生活していました。
明治生まれの曾祖母は99歳で、平成7年に亡くなりました。
だから懐かしい気持ちで、展示を見学したのです。
スタッフの宮地令子さんがお母さまやおばあ様から譲られた大切なお着物が展示されています。
旧岩木町生まれの鳴海要は、りんご釉で知られる陶芸家。
鳴海要記念陶房館では作品を常設展示しています。
漆器
金彩の漆器、美しい。
つややかな重箱とお椀。
昔はお祝い事に使用されたのでしょうね。
うちには津軽塗の菓子器があり、大学いもを載せても、映えます。
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時を超える着物
紅型や絞り、手描き友禅など昭和の意匠にうっとり。
期間中はお着物で見学すると、和菓子プレゼントがあるんです。
おいしいお菓子をありがとうございます。
令子さんと記念撮影。
ほっそりとしてスリムな令子さんと並び、ダイエットを決意した私です。
故 田中忠三郎先生から、青森の農民が昔、いかに衣類に苦労したかを教えていただきました。
津軽こぎんや南部菱刺しは、麻を温かく着るための工夫から発達。
昭和の着物は庶民の憧れが叶った、嫁入り道具だったわけですが、いまは動きにくいとか着付けできないなどの理由で、断捨離する方が多い。
でも、海外では熱く注目されています。
まとめ
時を超える着物の美しさは、海外から高く評価されています。
タンスに眠る着物を着て鳴海要記念陶房館に出かけると、魅力を再発見できることをお伝えしました。
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