久しぶりに弘前市賀田(よした)にある、鳴海要記念陶房館に出かけました。
10月10日まで「ツガルチザン展」が開催されていたのです。
津軽塗りや南部裂織、つまみ細工と美しいガラス製品、ため息が出ます。
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ツガルチザン展
ripples
ガラスのなかに宝石さながらにきらめいて、美しい。
ツガルチザン展の皆さんは普段、青森市のアスパムなどで活動されているそうです。
ATVわっち「キラリ逸品」でも紹介されたripplesさん。
バーナーワークでさまざま輝きを表現。
宝石みたい♫
南部裂織
裂織(さきおり)は、自給自足の時代に着古して傷んだ布地を再生させる技術でした。
麻や木綿などを細く裂いて、機に織り上げると丈夫な布になるのです。
戦後まではコタツ掛けや帯に使われていたのですね。
さきおりCHICKA主宰の 南部裂織 / 青森県伝統工芸士・ 三好千佳さんが在廊していました。
あでやかな赤い裂織のバッグ、すてき。
漆の器とアクセサリー
おしゃれですね!
津軽塗りのイヤリングです。
漆の器とアクセサリーは天野琴音さんの工藝品。
津軽塗りは目にする機会が多いし、愛用していますが、キラッと耳元にゆれるデザインも心憎い。
つまみ細工とこぎん模様のランプシェード
小さな布をつまんで、形作るつまみ細工は、舞妓はんの髪飾りによくありますね。
NATSUKO MIYAKOSIさんは、つまみ細工とこぎん模様のランプシェードを制作して販売。
根気が要る作業ですね。
かわいいイヤリングなど、気持ちが踊る工藝作品です。
鳴海要記念陶房館
りんご釉を開発した陶芸家・鳴海要の記念館には、窯場が併設されています。
鳴海要の作品を常設展示し、ギャラリーで工芸展を開催。
鳴海要記念陶房館
電話 0172-82-2902
開館時間 9:00~16:00
前に開催された「ゆめみるこぎん展」は、こぎん刺し衣の蒐集家・石田昭子さんのコレクションを展示しました。
石田舞子さんが運営する「ゆめみるこぎん館」は、鳴海要記念陶房館の近くです。
ゆめみるこぎん館 (@maiko.ishita) • Instagram photos and videos
鳴海要記念陶房館スタッフの石田舞子さんが、この日、応対して下さいました。
ありがとうございます。
まとめ
うっとりした「ツガルチザン展」についてお伝えしました。
青森県は工藝家やアーティストがたくさんいますね。
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