2022/05/07更新しました。
3年ぶりに弘前駅前のヒロロ・市民交流センターで「こぎんフェス」が開かれています。
会場にはこぎん刺しモチーフをつないだ岩木山の巨大タペストリーや、古作こぎんなどを展示。
販売ブースも活況なので、5月8日まで開催中のこぎんフェスについてお伝えします。
こぎんフェス2022
会場の入り口で検温と手指のアルコール消毒、記名などをすませて展示室へはいりました。
展示ブース「りんごの花とこぎん刺しのキルト作品」、かわいい。
藤崎中学校の作品。
写真撮影禁止の札がなかったので、撮らせて頂きました。
会場には古作こぎんとともに、こぎん作家の間山淑子さんや貴田洋子さんの作品が展示されてあります。
- 6点の刺しこ着物。
- 12個人と団体約80作品
貴田洋子さんは第8回日展・最高賞の特選に輝きました。
惚れ惚れするような刺し模様にうっとり。
『春・花筏』と「夏・緑豊か」を出品。
コロナ禍のため、昨年と一昨年は中止。
3年ぶりに開催された「こぎんフェス」です。
要予約のワークショップも人気。
入場無料
会期 5月6日~8日
時間 10:00~18:00
会場 ヒロロ4階弘前市民文化交流館ホール
そらとぶこぎん編集部
津軽こぎん刺しの雑誌「そらとぶこぎん」を発刊している編集部も出展。
最新刊は6号。
「そらとぶこぎん」公式サイト - そらとぶこぎん 公式webサイト
さっそく購入しました。
こぎん刺しは元々、麻布に木綿糸で刺します。
明治の頃までは自分の畑に麻を植えて、繊維を取りだして機織りをしましたが、木綿が布が普及して、津軽ではすたれた麻布の生産。
そらとぶこぎん6号は、布作り特集と石田昭子さんの追悼をテーマに読み応えたっぷり。
そらとぶこぎんの本は、グレイルブックスからもお求めいただけます。
ゆめみるこぎん館も「そらとぶこぎん」6号の本に載っています。
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Gardengarden(ガーデンガーデン)
会場には、こぎん糸やコングレス、こぎん作品が各種、販売されています。
Gardengardenさんのブースは、小物がめんこい。
針山やこぎんさしの髪ゴム、ブローチなど目移りしますね。
りんごの木工とこぎん刺しのコラボは、Gardengardenさんの作品です。
ちょうど佐藤陽子先生と、山形県・かほく紅こぎんの大型タペストリー担当・藏本善一さんが来場なさり、お目にかかることができました!
感激です。
cogin+T(こぎんと)
砧川キヌ子さんのcogin+Tも出展。
だんぶりこ(トンボ)や桜の文様が印象的なTシャツがすてき。
キヌ子さんが手刺しして、プリントしているため、味わいがある。
cogin+T(こぎんと) – 津軽伝統の刺し子技法「こぎん刺し」のプリントを各種お洋服に施しているお店です。(青森県弘前市)
東京都出身のキヌ子さんは、こぎん愛で弘前市に移住。
本業はお笑い芸人、バンド人間椅子の大ファンという方。
とっても手先が器用で、こぎん刺しが上手なキヌ子さんです。
上野アーティストプロジェクト・貴田洋子さんのYouTubeがあります。
まとめ
こぎんフェス2022が開催中です。
入場無料。
津軽こぎん刺しの醍醐味をぜひご覧下さい。
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