お正月に青森県立美術館に出かけました。
The Beginning place ここから
奈良美智展が開催中なので、美術館の見どころとともにお伝えします。
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シャガールの絵画
3月末まで、シャガールが描いたバレエ「アレコ」の背景画4作がそろっています。
縦横21メートルの巨大な絵。
県立美術館の地下に広がるアレコホールは、まさに芸術の空間。
シャガール(1887-1985)は、現在のベラルーシ(当時は帝政ロシア)に生まれたユダヤ人だったので、迫害を逃れるためアメリカに亡命。
アレコの背景画は、色彩の魔術師と賞されたシャガールの代表作。
見応えがあります。
青森県は1994年、マルク・シャガールの舞台背景画「アレコ」全4点のうち、3点を約15億円で購入。
「高すぎる」と批判があったのですが、地元で鑑賞できる芸術作品、見るたび迫力に圧倒されます。
奈良美智展
奈良美智展は写真撮影はOKで、動画の撮影はNGでした。
瞳に涙をたたえた少女など、有名な作品ばかり。
彫刻や陶芸もあります。
画像は1977年当時、奈良美智さんが友人達と作り上げたロック喫茶を再現した作品。
中に入ることも可能です。
弘前れんが倉庫美術館の展示とはテーマがかわり、作品を多数展示。
奈良美智:The Beginning Place ここから [ 青森県立美術館 ]
こちらは図録。
奈良美智ワールドに浸れますね。
本展は、前回の「君や 僕に ちょっと似ている」展(2012-13)から約10年ぶりの当館での個展となります。
東日本大震災以後の奈良は、自らがよって立つ地盤を確かめるように、たびたび過去に意識を向けています。
自分史に関わる土地に旅をしたり、旧作を新たな眼差しで捉え直したりなど、過去との出会いを通じて奈良は「自分の時間軸に一本の幹を見つけ」ようとしています。
国際的な評価が高い奈良美智さんのアート。
美術館のミュージアムでは、グッズがとぶように売れていました。
奈良美智:SELF-SELECTED WORKS-PAINTINGS [ 奈良美智 ]
熱心ファンが県内外からたくさん美術館を訪れています。
まとめ
たくさんの作品を見ることができて感激です。
シャガールの絵が4作そろっていますし、芸術空間にうっとりしたことをお伝えしました。
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