弘前は文芸が盛んな町です。
俳句や短歌、詩・小説・エッセイの同人や愛好会がたくさんあるのです。
私が寄稿している「エアツェーレ」3号が発刊されました。
いただいた本とともに、紹介します。
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エアツェーレ3号
エアツェーレはドイツ語。
話す・物語るという意味です。
エアツェーレ3号は、4人の書き手が参加しました。
1年に1回、発刊されるエアツェーレ。
短編小説が4編載っています。
「コスプレ」は男女の機微がテーマで、京都の旅が舞台。
貸衣装で太夫の着物と髪結いで街歩きという、とっても面白いストーリー。
秋元弦さんは、陸奥新報に連載した『斜里の陣屋』を出版されています。
「コスプレ」
新境地に挑戦の意気込みを感じさせます!
おもしろく拝読しました。
離婚女性の悲しみがよく描かれて、小説世界に引き込まれました!
幻冬舎から発刊された佐々木宏一さんの「花の季節」は、切ない男女の愛がテーマ。
「エアツェーレ」3号の「記憶」は、妻を亡くした主人公の気持ちを丁寧に描いて、新たな希望を見出すストーリー。
丹精な文章に、すっかり引き込まれます。
私が書いた「鶴丸紋と碧い海」は、笹森儀助のお墓参りをしたときの思いをエッセイ風に仕上げました。
明治時代に弘前から、沖縄本島や八重山諸島を探検した儀助はその後シベリアにも。
彼の情熱と行動力に、私は憧れています。
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是好日
エアツェーレの編集長は佐々木宏一さんです。
月間弘前に連載していたコラムを1冊として上梓されました。
ユーモアがあり、しみじみと読ませる文章に感服。
ご出版おめでとうございます!
まとめ
本が売れなくなったと言われて久しい時代ですが、地方にも書き手はたくさんいます。
同人誌は互いに切磋琢磨して、文学を志す者たちの発表の場。
「無名群」「詩誌 風」、弘前大学文芸部OB「利宇古宇」など、私に贈って下さりありがとうございました。
みなさん本当に文学に精進され、勉強になります。
感謝申し上げます。
ということで、エアツェーレ3号発刊を中心にお伝えしました。
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