8月と言えば「ねぷた」「ねぶた」まつりの津軽地方ですが、令和3年はコロナ禍でとりやめとなっています。
弘前市は合同運行を行いませんが、町内を運行することは許可しました。
弘前の出版社・路上社は毎年、弘前ねぷたの本を作り、令和3年は「昭和編と2021年のねぷた」を発刊。
17名によるエッセイも掲載されているので、お伝えします。
弘前ねぷたの本
コロナ禍のため、2020年につづき2021年も合同運行がとりやめになり、残念です。
画像は、過去に製作され、弘前市の中心地を練り歩いた弘前ねぷた。
1年に1回、発行されています。
- どこの町会がどういうねぷたを出したか
- 鏡絵のテーマ
- 見送り絵
- 絵師
弘前ねぷたは例年なら70台くらい出陣するので、路上社さんはすべてを取材され、ねぷたを撮影し、発刊しているわけです。
ねぷたと私
「弘前ねぷた昭和編&2021」には、17名のエッセイが掲載されています。
櫻田宏弘前市長、商工会議所・会頭の今井高志氏、東地区町会連合会ねぷた代表である大中実氏などなど。
お歴々のなかに、私がもぐりこみ、恐縮です。
「ヤーヤドーを追いかけて」というタイトルで、ねぷたまつりの思い出を寄稿させていただきました。
貴重な機会を、ありがとうございます。
私のエッセイは、子どもの付き添いとしてねぷた運行に参加したときの記憶を文章に。
ねぷたの歴史に詳しい先生方のエッセイ、とっても勉強になります。
2021年のねぷた
プチ運行し、町内をぐるりと回るために製作したのは22団体。
- 盟友会 「酒呑童子が源頼光にかじりつく図」
- 養生幼稚園 「水滸伝」
- 桔梗野 「水滸伝」
- 紺屋町ネプタ同好会 「黒旋風李き」
- 同志集り 「水滸伝」
- 弘前銀座街協会 「水滸伝」
- 地主ねぷた「三國志」
- 桜ヶ丘ねぷた愛好会「水滸伝」
- 弘前医師会 「川中島の戦い」
- 弘前みなみ幼稚園「三國志」
- 津軽衆「三國志」
- 富田清水町会青年部「鍾馗」
- 鼻和ねぷた子供会「水滸伝」
- 弘城ねぷた愛好会「三國志」
- JR駅前ねぷた愛好会「久紋龍史奮戦之図」
- 令和ねぷた 皆「出陣 千徳掃部政武 」
- 茂森津軽ネプタ愛好会「水滸伝」
- 茂森ねぷた同好会「水滸伝」
- 大浦為信倭武多會「大浦為信奮戦之図」
- 幻満舎「三國志」
- 相馬ねぷた愛好会「鍾馗」
- 東地区町会連合会ねぷた「農業中興の祖、津軽信政公」
JR駅前ねぷた愛好会のねぷたは、弘前駅の構内に展示されるそうです。
路上社のオンラインショップから、本を購入できます。
まとめ
路上社が発刊した「弘前ねぷた昭和編&2021」本について紹介しました。
合同運行が今年も中止ですが、町内を練り歩く団体があります。
来年は盛大にねぷたまつりが開催されることを、願っています。
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