革秀寺(かくしゅうじ)は津軽為信公ゆかりのお寺、霊屋(おだまや)があります。
その由緒あるお寺は春の桜から始まり、夏は蓮そして百日紅(さるすべり)と花の名所。
ピンクの蓮はあでやか。
白い蓮の花は清楚に咲き誇っていました。
慶長年間に建立された曹洞宗のお寺さんです。
弘前城から西へ1.3キロ。
岩木川の左岸、藤代地区にあります。
為信公は、息子の信牧(のぶひら)公に岩木山が美しく見える土地に、霊屋を建ててほしいと遺言され、庫の地に建立されたそうです。
本堂の横の方に墓地があって、そこから眺めると、なるほど岩木山がくっきり望めました。
8月15日土曜日と16日日曜日は、はす池まつりが予定されています。
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15日は13:00から本堂にて茶道の遠州流による野点(のだて)。
それから、津軽語りべの会 会長による津軽民話の語り。
16日は10:00より野点とともに
今井二三夫先生のご講演
「お城が動く 為信を語る」が予定されています。
それから平山清明ご住職による御霊屋の一般拝観も。
華雲橋を通って山門へ。
津軽山 革秀寺の表札が墨で書かれて、歴史を感じます
津軽家の家紋ですね。
牡丹紋
ははーっと、ひれ伏したくなるような重厚さ。撫でるなんて畏れ多い気がして、できませんでした。
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薬効があるハス
ピンクの蓮の花もたくさん咲いています
蓮はインドが原産。
多年生水生植物desu.
ベトナムの国花はハス。
ハス茶があるそうですよ。
花が終わり、実が成っているものも。
とにかく、きれい(☆゚∀゚)
ハスの実は生食でき、とうもろこしみたいな味だとか。
そして生薬として薬効がある。
鎮静と滋養強壮作用
ピンクのつぼみもいいですね。
ぐるりと池の周囲を回ってやはり、白い蓮の美しさに、心が惹かれました。
数が少ないせいもあるでしょう。
泥のなかに根を張って美しい花の命は3日だけ
蓮は泥より出でて、泥に染まらず
清らかで聖性の象徴だそうです。
仏像の蓮台もハスの花ですね。
しばし暑さを忘れる風景でした。
2018/08/17更新しました。
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