弘前市から南方向に車で30分
大鰐町は津軽の殿様が御仮屋を建湯治を毎年のようにしたという、古い温泉町です
津軽の奥座敷で、いまも温泉宿が建ち並びます。
その町中を車で走っていると足湯の看板が見えました!
湯魂石薬師堂です。
冒頭の写真のワニ。
その口からこんこんと温泉が湧き出ているのですよ。
うっかり手を入れると、「熱い!」
60度もあります。
ひしゃくがありますが、これは飲用ではなく、足湯の湯加減がぬるかったら、調節するためのさし湯のためのひしゃく。
さっそく、ズボンをたくしあげて、この大根足を足湯にひたしましたよ(*・ω・)ノ
大根がほどよく茹であがる~!
石鹸や垢すりを持参すれば良かったな……
足湯は無料です。
今年は11月末まで
雪が多い冬期間は休み。
春にまた足湯を楽しむことができます。
町内の方々が管理してそうじをしているそうです。
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津軽で最も古い温泉
源泉を守るお婆さんの像湯婆婆(ゆばあば)でしょうか。宮崎アニメの『千と千尋の神隠し』の湯婆婆のモデル?!
津軽で最も古い温泉街であることは間違いありません。
昭和45年ごろまで湯治客でとても賑わい芸者さんが何人もいた温泉町。
苔むした湯魂石遺跡碑のありました。
平川に掛かる中の橋は朱塗り。
この橋を、芸者衆が三味線を抱えて渡ったそうです。 いまは大鰐町に
芸者さんはおりませんが、情緒ある橋が着物の裾をひるがえして歩く、日本髪を結った女性を待っているみたい
スキーといで湯の町 大鰐町
かつて農家の人たちは、秋仕舞いをすると、湯治をして仕事の疲れをいやしました。
そして温泉は老若男女誰もが手軽にできる娯楽ではないでしょうか。
土用の丑の湯は夜中の丑の時刻(2時)に大日様を参拝してから、温泉に入るお客さんで旅館はどこもごった返したそうです。
大日様は大円寺に祀られた大日如来。
大円寺は未と申の一代様ですから、初詣は混雑が予想されますね。
大鰐町は温泉とともにスキー場で知られた町。
スキーで疲れた体を癒してくれた、筋肉痛によく効く泉質です。
大鰐町は温泉の地熱を利用した大鰐もやしが特産。
2018年8月12日更新しました。
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