十和田湖に着きました。睡蓮沼やじごく沼、そして奥入瀬渓流を巡りながら、乙女の像の前にくると、雨がこぼれてきたのです。10月10日の撮影。
休屋周辺は紅葉にはまだ早かったみたい。見頃は16日~20日頃でしょうか。
ほんのり色づいていました。
燃えるような色になるんですよね~。
深い山のなかにある十和田湖です。遊覧船もありますね!
さて、紅葉にはちょっと早かったのですが、ここへ来たら、ぜひお参りしたいのが十和田神社です。
開運の小道を通ると十和田神社まで徒歩2分~3分
開運の小道を進むと、青龍大権現をお祀りしている十和田神社へ。
うっそうとした木立がつづく開運の小道です。
緑が濃くて、ぶなの木の葉がやさしい開運の小道。歩くと、心が癒される。十和田湖にくると、こちらを通って必ずお参りします。
鳥居をくぐり、石段を登れば、拝殿が見えてきます!
苔むした石段や、石灯籠が歴史の古さを感じさせます。とても荘厳なたたずまいの拝殿です。細やかな彫刻がほどこされて、重厚。
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ここから奥の方に、古い占い場があるんだとか。
急なはしご階段でいまは通行できませんので、休屋の乙女の像の辺りか、遊覧船から「神意必顕 おより紙」を水中に投げ込むと良いそうですよ。
拝殿のなかでは、御祈祷の最中でした。灯りがともって、宮司の声がすこし聞こえます。
奥に本殿がありまして、祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。明治以降のようです。
江戸時代から青龍権現をお祀りしていた神社です。こんな伝説があるのです。
十和田湖にはその昔、八郎太郎というマタギが十和田湖のイワナなどを喰らううち、八頭の大蛇となって棲んでいて、湖を支配していた。そこへ南祖坊という坊様が、霊験により9頭の龍に変化(へんげ)し、青龍となって、大蛇を退治したそうです。
由緒のありそうな祠は熊野さまでしょうか。熊野神社には南祖坊の鉄のわらじが奉納されているそうで、こちらの祠はうっそうとした山を背負うように建っていました。
深まる秋につれて、落ち葉がもっと積もることでしょう。拝殿から境内をながめたところ。
オオシッポゴケ? 苔も種類があるのですよ~。
大木の根にもびっしり苔がついていました。
木々や植物の自然物と場の霊気が満ちて、お参りすると、心が洗われます。
みやげ売り店や駐車場に抜けることができます。十和田湖はなんど来てもすてきです。来るたびに新しい発見がありますから。
今週末はお天気が続きそう。
2018年8月4日更新しました。
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