青森の6月は山菜の季節です。
津軽地方で好まれるのは、ネマガリダケやミズ、ワラビ、蕗など。
タケノコをいただいたので、今年も炊き込みご飯を作りました。
ミズは刻み昆布の和え物に、ワラビはカツオブシをまぶしてわさび醤油でいただきます。
山菜料理を紹介します。
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タケノコご飯
タケノコをゲットするのは、たいへんだそうです。
車を林道に停めて、1時間歩くのはざら。
込み入った竹藪は方向が解らなくなりがちで、突き出た竹が目を直撃。
「ゴーグルか眼鏡がねばだっきゃ、あぶねはんで」
わが家へ持って来てくれた親戚が、教えてくれました。
タケノコが採れる山は、休日ともなれば、たくさんの人が入っているそうです。
みなさん、遭難しないようにお気を付けて!
ネマガリダケはまず皮をむいて、節の固いところを取り除きます。
ササダケの新芽は、クセがなくてさわやかな風味と、コリッとした食感がたまりませんね。
タケノコご飯レシピ
材料
- 米2合
- もち米1合
- タケノコ
- 鶏もも肉 200グラム
- ニンジン 3分の1本
- コンニャク3分の1枚
- マイタケ 少し
私は具だくさんの炊き込みご飯が好きですが、シンプルにタケノコだけのご飯を炊く方もいます。
どちらもおいしい!
タケノコは手間が掛るし、買うと決して安くはありませんが、採れたては6月にしか味わえない初夏の味覚です。
ミズ
ミズもいただき物です。
山菜採りが趣味のおじさんから分けてもらいました。
ミズの下処理
ミズはシャキシャキとして、昆布と和えたり、ホヤや数の子と和えたり。
皮をていねいに剥くのが、おいしさのポイントです。
写真の分量で30分くらいかけて、皮を剥きました。
私はだし昆布を刻んで、和えています。
レシピ
- 皮を剥いたミズを食べやすい長さに手折る
- なべにお湯を沸かして、湯通し
- ミズが青々しい色になったら、冷水にとる
- 塩昆布や赤トウガラシ、食塩で味を調える
- お好みでホヤや数の子などを添えると、料亭の料理みたいに
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ワラビ
ワラビはアクがたいへんに強いため、そのままでは食べることができません。
アク抜き
- 大鍋にお湯をわかして、重曹か木灰を溶かす
- ワラビを入れたら火を止める。煮てしまうとワラビはドロドロに溶けるため、熱湯にひたすくらいにしましょう。
- 落とし蓋をして、8時間放置。
- 8時間以上が経ったら、きれいに水道水に洗って、料理する
ワラビを、けの汁やお味噌汁にしても、おいしいですね。
けの汁にゼンマイを入れる方法もあります。
ゼンマイは高級な山菜で、手に入りにくいけれど、ワラビは安価です。
根曲がり竹をご自宅で味わいませんか。
お味噌汁や肉汁に加えたり、焼きタケノコにしたり。
風味と味で山菜の王様です。
まとめ
山菜は子どものころから食べていないと、大人になっても郷愁を感じることがないようです。
ふるさとの味を次代に継承させたいですね。
タケノコご飯やミズ、ワラビの下処理やレシピをお伝えしました。
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