2022/05/24更新しました
写真は旬を迎えた青森のタケノコです。
青森や秋田で自生する根曲がり竹(ネマガリダケ)。
クマも好物ですから、山菜採りへお出かけの方は注意をしてください。
雪国の深山で収穫できるタケノコの料理をお伝えします。
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ネマガリダケ
東北地方の山で採れるネマガリダケは、山菜の王様!
孟宗ダケとは違い、笹竹の新芽でくせのない、さわやかな食味が特徴。
歯ごたえも良く、太宰治も大好物だったとか。
皮をむいて、節を取ってから、調理します。
取り方はちょっとコツがあります。
根元の節が固いので、包丁を入れて切りにくい手前で落とす。
ネマガリダケ下処理は?
孟宗だけは皮つきのまま米ぬかを入れたお湯でゆでますが、ネマガリダケは一般的に先に皮をむいたほうが味が良いです。
①皮むき
②節は固いので、取る。
③さっと茹でる。
④冷水にひたす。
ただし、大量に採る方は先に熱湯につけてから、皮をむくほうが簡単だと言います。
お味噌汁
タケノコのお味噌汁は絶品!
茹で汁を使うと、特においしい。
わかめを浮かべますが、ミガキニシンを入れる方もいます。
タケノコご飯
下処理が済んだタケノコをさっと炒めて、タケノコご飯に。
材料は白米2合にもち米1合
- タケノコ
- ニンジン
- 鶏肉など
炊きこむとき、そばつゆを大さじ1~2を合わせて水加減をします。
タケノコ、ニンジン、鶏肉、マイタケを少し、
油揚げを細切りにしてフライパンで炒め、仕上げにごま油を風味つけに。
生のタケノコで炊き込みご飯は、5月末~6月半ばまでの限定。
おいしいですよ!
タケノコは缶詰、びん詰、塩漬けに加工して年中たべることができますが、旬のモノは笹竹の香りが高く、最も美味。
しょうゆ漬け
下ゆでしたタケノコをそばつゆに漬けただけですが、さっぱりとしていますし、食感も最高。
昆布ととうがらしも加えてみて。
お酒の肴にもなります。
炒め物
わが家の定番。 水きりした木綿豆腐とタケノコ、豚肉コマを炒めて、最後に卵も加えます。
味付けはコンソメを使うと、彩りがきれい。
おしょうゆを入れると、茶色になりますから。
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天ぷら
ネマガリダケの天ぷらもおいしい一品。
桜エビを入れてかき揚げにするのが私は好きです。
肉汁
青森ではこの季節、肉汁にも入れます。
主張しすぎない淡白な味わいのネマガリダケだけですが、入っているとうれしい。
まとめ
味噌汁、炊き込みご飯、木綿豆腐との炒め物、天ぷら、しょう油漬けで5選としました。
そのほか、皮付きのまま炭火で焼いて食べる方法も!
タケノコは歯ごたえがあるので、脳の働きを活発にして認知症予防になるとか。
この時期ならではの青森のタケノコ、ぜひ新鮮なうちに料理をして、味わって下さいませ。
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