クリスマスイブですね。
12月23日に今年最後の『みんなのこぎん』がスターバックス弘前公園前店を会場に開かれ、人気のチーズケーキを味わったこととともに、お伝えします。
地元メンバーのほか、静岡県や神奈川県横浜市から「こぎんのいま展」を見学し、「みんなのこぎん」に参加の方もいて、こぎん刺しの輪の広がりってスゴイですね。
『石田昭子のゆめみるこぎん』本に掲載の、古作もようを完成させたメンバーもいて、楽しい時間でした。
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スタバdeこぎん刺し
大正時代の建物を、リノベーションして営業しているスターバックス弘前公園前店。
登録有形文化財「第八師団・長官舎」を活用した店内はレトロモダンな雰囲気です。
こぎんのベンチ椅子もあるんですね。
こちらのベンチが空いているときは、みなさんで座ることがあります。
12月23日は、玄関横の個室に集合しました。
みんなのこぎんの主宰は、斉藤美佳子さん。
こぎんに興味がある方なら、どなたでも参加できる、こぎん刺しを楽しむ会です。
美佳子さんのブログ
もし参加したい方は、美佳子さんのツイッターやブログからコンタクトが可能ですので、お店でなく、美佳子さんにお問い合わせください。
チーズケーキ
私はいつもコーヒーを購入して、ブラックで香りを楽しみながら、飲みます。
今回はチーズケーキも注文。
たまたま読んだブログに、「スタバのチーズケーキがおいしい」とあって、食べたくなりました。
評判通りに、こくがあるチーズケーキです。
冬はこぎんの季節
こぎん刺しが津軽の野良着として盛んに作られたのは江戸~明治26年の奥羽本線の開通まもなくまで。
当時は春、畑に麻の種を撒いて、夏の土用に刈り取り、川に晒したり乾燥させたり。
糸紡ぎに取りかかるのは、農作業が終わって、雪が降るころだったそうです。
延々と糸作りをして、やっと地機で織りあげて麻の布の出来上がり。
津軽こぎん刺しは自給自足の時代に、麻布を冬でも暖かく着るための工夫として発達しました。
ですから、農閑期の冬はこぎんの季節といえるかもしれませんね。
窓からの雪景色を眺めながら、針を手にちくちくできるのは、無心になれますね。
それぞれのペースで刺すことができるので、私も楽しんでいます。
こぎんツリー
クリスマスシーズンにぴったりな、こぎんツリーを刺していたのは、Mさん。ひとつひとつ丁寧に刺されていました。
もう少しで完成ですね!
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こぎんのいま展
神奈川県横浜市から、『こぎんのいま展』を見学にいらした方は、おいらせ町出身でグラフィックデザイナーの山端家昌さんが運営する、関東のこぎん教室に通っていらっしゃるそうです。
こぎんのいま展は、西目屋村の道の駅ビーチにしめやで開催中。
山端さんは「新旧のこぎんが集まった今しかできない展示で、東京ではなく西目屋で開催できたことに意味があった。
2月には展示作品をガラリと変えるほか、作家らとめぐるこぎんツアーを企画している。
展示物の撮影はOKで、何度も足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~16時。入場無料。3月31日まで。
https://hirosaki.keizai.biz/headline/1358/
会期中に私もぜひ、出かけたいです、西目屋村へ。
ゆめみるこぎん本の古作
ハンドメイド作家のreiさんが、さっそく『古作こぎん刺し収集家 石田昭子のゆめみるこぎん』の本を参考に、刺しつづった作品を見せてくれました。
「仕事を終えて、夜だけ刺したから1週間ほど掛かったかしら」
夜に布目を数えるのは大変ですが……。
「数えないのよ。指がね、奇数の刺し目を覚えているから」
さすがです!!
感服しました。
まとめ
スタバのチーズケーキを美味しく味わいながら、『みんなのこぎん』にて、和やかなひと時を過ごすことができました。
今年もお世話になり、ありがとう。
来年もよろしくお願いします。
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