津軽こぎん刺し展示のお知らせです。
2019年12月8日~22日まで、弘前市賀田にある鳴海要記念陶房館にて、石田昭子さんが蒐集された古作こぎんなどの展示会が開催されます。
90歳の石田昭子さんのこぎんに寄せる思いを、お孫さんの石田舞子さんが『古作こぎん刺し収集家・石田昭子のゆめみるこぎん』として出版され、その記念となるこぎん展です。
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石田昭子さんの古作こぎん
私が石田昭子さんと初めてお会いしたのは、2016年3月でした。
「宙とぶこぎん」展が開催され、展示の素晴らしさに感嘆したのです。
旧岩木町にて主婦のかたわら、 石田昭子さんがこぎん刺しの蒐集をされたのは昭和30年代。
当時は交通の便が良くありませんでした。そこで昭子さんは、バスを乗り継いで西目屋村砂子瀬地区などに出かけて、こぎん刺しを見せてもらい、ゆずり受けられたそうです。
子どものときから、こぎんの刺し模様に魅力を感じていたと、前に伺いました。
そして、昭子さんは自らもこぎんの針を手に、刺し綴ってきたんですね。
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ゆめみるこぎん展
日時2019年12月8日~22日
観覧無料
時間:9:00~16:00
火曜日は定休日のため12月10日と17日は休館です。
場所は鳴海要記念陶房館
弘前市賀田字大浦1-2
☎0172-82-2902
祖母から孫へ
石田昭子さんのこぎん刺しへの思いを、お孫さんの舞子さんが受け継ぎ、このたびカラー96ページの本として出版。
弘前市内の手芸店の「津軽工房社」や「つきや」さんにて販売されます。
8日からの「ゆめみるこぎん展」展示会場でも販売されるとのこと。
石田舞子さんは、こぎん刺しの雑誌「そらとぶこぎん」の編集者としても活躍中。
おばあさまの思いがお孫さんに引き継がれるって、すてきですね。
書籍『古作こぎん刺し収集家・石田昭子の夢見るこぎん』
石田舞子編著
B5判、カラー96ページ
価格:2500円+税
まとめ
12月8日から始まる「ゆめみるこぎん」展についてお知らせしました。
私も楽しみにしています。
見学したら、こんどは感想をお伝えしますね。
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