青森の冬は雪深いので、昔から秋野菜を漬物にして保存しました。
赤かぶの千枚漬けは、ざらめと酢を使うため減塩になります。
今年も赤かぶの千枚漬けを作り、JAショップ「かあさんの店」で蕪の辛味を早く抜く方法を教わったので、お伝えします。
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赤かぶ
大玉で傷がない赤かぶだと、5キロ800~1000円ほどします。
私は小玉で傷があるお買い得品を、買いました。
1キロ130円を2袋。
2キロで漬けます。
千枚漬けの下準備
赤かぶの皮の色素が酢の作用で赤い漬物になるので、皮をきれいに洗いましょう。
私は食器用スポンジで丁寧に洗いました。
それから葉元や、傷がある部分を包丁やナイフで落とします。
スライス
薄切り3ミリにスライスします。
量が多いと、薄切りにカットする作業がたいへん。
2キロなので、ほどなく終わりましたが。
津軽にはいろんなお漬物があります。
湯通し
JAショップ「かあさんの店」のスタッフが「千枚漬けにするなら、湯通しすると赤かぶの辛味が早く抜けますよ」と、教えてくれたのです。
そうなんです、赤かぶは辛味がけっこうあるのですね。
なので、やかんのお湯をスライスしたかぶに注ぎました。
さっと湯通しです。
塩漬け
漬ける材料の3パーセントの塩で下漬をしましょう。
漬ける容器は、甕(かめ)や樽(たる)がないので、私はホーロー鍋。
酸に弱いアルミ鍋は適しませんから、ご注意下さい。
カブは水分が上がりやすいので、私は2晩ほどで水気を絞り、本漬けを。
漬物石の代わりに、ペットボトル4リットルに水を入れて代用しています。
ペットボトルがないときは、小さめのお鍋に水を張ってもよいでしょう。
本漬け
しっかり手でしぼった赤かぶを、容器にもどして酢とザラメ砂糖を加えます。
かぶ2キロに対して
- だし昆布 5センチくらい
- ざらめ砂糖 160グラム
- お酢 300cc
分量は農林水産省「うちの郷土料理」にあります。
ただし10キロのカブに対しての分量ですし、私はあまり甘いのを好まないので、ザラメ砂糖は80グラム。
そのかわりお酢はカンタン酢も加えました。
カンタン酢は甘めですから。
おかげさまで2021年にアップした記事は、読んで下さる方が多いです。
ありがとうございます。
さて、津軽のリンゴ園は収穫が終盤。
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今年のりんごは大玉ぞろいで、豊作です。
ぜひ蜜入り青森りんごをご賞味下さい。
まとめ
画像は本漬けから5日めの赤かぶ千枚漬けです。
辛味が抜けて、おいしく出来上がりました。
熱湯をかけると、辛味の抜けが早い。
赤かぶの千枚漬けは、ガラス容器などに入れて、冷蔵庫の野菜室に入れておくと、春まで食べることができます。
漬物と弘前の地酒があれば、年越しの準備もOK。
故郷の漬物「赤かぶの千枚漬け」をお伝えしました。
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