2022/11/23更新しました
冬といえば漬物が、おいしい季節です。
赤かぶの漬物は、塩とザラメとだし昆布、お酢だけで漬けて、化学調味料を加えません。
赤かぶの色素が酢の作用で、色鮮やかな紅色になるのです。
簡単に作ることができるレシピを紹介します。
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赤かぶ
弘前市内の某ドラッグストアに寄ったら、青果コーナーにて赤カブを発見。
皮に傷があるためか一袋100円とお買い得でした。
2袋を購入し、さっそくタワシで洗います。
皮を剥かずにスライスするので、しっかり洗いましょう。
スライス
津軽地方は冬、雪に閉ざされ、新鮮な野菜が手に入りにくかったため、漬物の保存食が盛んでした。
大根漬けや枝豆付け、白菜漬けなどを各家庭で漬けたのです。
赤かぶの漬物は、津軽の伝統的な郷土食。
師走に漬けて、春先まで食べました。
赤かぶの漬物」は、雪が降る直前に収穫された赤かぶを、だし昆布、酢、ザラメ等などで漬ける甘酸っぱい味わいの伝統料理で、津軽地方特有の漬物として、各家で代々の味を引き継いでいます。
葉付きの赤かぶは、葉の根元を落とします。
そして、3㎜の厚さにスライスしましょう。
2022年は蕪の辛味を早く抜く方法で、千枚漬けを作りました!
材料
- 赤かぶ 2キロ
- 塩 赤かぶの3パーセント 60グラムほど
- 酢 2~300ミリリットル
- ざらめ 1カップ
- だし昆布 10センチほど
赤かぶの漬物レシピ
- 皮をむかないので赤かぶをキレイに洗う
- 傷んでいる部分を取り除く
- スライスする
- 切った赤かぶを樽に入れ、塩をまぶして、重しを載せる
- 2晩ほど漬けて、水が上がったら赤かぶを手で絞る
- 樽の水を捨てて、絞った赤かぶをもどして
- ザラメと酢、だしこんぶを加える
- 重しを載せる・重しは材料の2倍の重量が必要です
私は今回、樽ではなくホーロー容器で漬けました。
酢を加えるので、アルミ鍋は適しません。
陶器の鍋か、ホーロー容器があれば漬けることが可能。
ジップロックの袋を使う人もいます。
私はフルーティなりんご酢を使用しましたが、食物酢なら米酢などでも美味しく漬けることができます。
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漬け上がり
本当は2週間ほど重しをのせたままにすると、おいしい漬物になります。
気が短い私は、5日で漬け上がりを確認。
5日~1週間でも、甘酸っぱい赤かぶができました!
岩木町の旧農協婦人部は、皇室へ献上する漬物を作っていました。
赤かぶの漬物は、色が美しいので食卓の彩りとなりますね。
年越し料理に赤かぶの漬物があったら、喜ばれそうです。
ニンジンの子和えも、年越し料理にぴったり。
理由は、子孫繁栄のめでたい一品ですから。
大きなホタテの貝殻を小鍋にして、作る貝焼きみそは滋養たっぷり。
手作り発酵食品
赤かぶの漬物と梅干しです。
手作りの発酵食品は、食べて安心。
けの汁は、津軽地方の代表的な汁物。
根菜と山菜、凍り豆腐や油揚げを細やかに刻んで煮込みます。
ホタテの稚貝やタラの白子のみそ汁も、美味♫
地元を味わい、英気を養って新年を迎えましょう。
まとめ
ふるさとの漬物をお伝えしました。
鮭が大不漁のため高値となっていますが、「紅鮭とキャベツの漬物」は塩麹で作ります。
塩マスで代用が可能なので、こちらもまた、作りたいです。
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