つがる時空間

青森県弘前市を中心に弘前公園やねぷた、こぎん刺しを紹介

【弘前ねぷた2018】戦国絵巻が夜空を焦がす絵灯籠の競演

弘前ねぷたまつりは8月1日から7日まで開催されます。

2018年の弘前ねぷたを紹介しましょう。

上の画像は桜が丘ねぷた愛好会、『里見八犬伝

構図が印象的ですね。

1日~4日まで土手町運行、5日と6日は駅前を運行。町内会や愛好会、子ども会などおよそ80台が城下町の夜を彩ります。

最終日の7日は岩木川沿いの土手で「なぬかびおくり」が17時開場。昔は川に流しましたが、現在は環境問題があり、炎で送ります。

 

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眠り流しの伝統

東地区町会連合会のねぷた

40年間も東地区の鏡絵を担当してきた聖龍院(72歳)さんの一番弟子である佐藤仙峯さんが描きました。

夏の邪気を祓う「眠り流し」と七夕が融合し、発展してきたとされる弘前ねぷた

 

鏡絵と見送り絵は呼応するようになっているそうです。

ところで、ねぷたの伝統をどう次代に伝えるか、少子高齢化の時代を迎えて、どこの地域も悩んでいる。

「ヤーヤードー」の掛け声が大きくこだましてこそ、ねぷた祭り。威勢よく、にぎやかに盛り上げていきたいですね。

怖い見送り絵

夏にふさわしく、とっても怖い見送り絵も例年あります。

題材は水滸伝や牛若丸や戦国絵巻など、さまざまですが、なかには納涼の意味で、背筋がぞくっと凍る絵も!

 

blog.tugarujikukan.info

 ねぷた絵は浮世絵の影響を受けて発展してきました。

それにしても5日と6日に駅前運行を見学しましたが、涼しさを通り越して寒い気温でした。

コートを羽織って、ちょうどいいくらいの18度でしたから。

さて、怖くない見送り絵ももちろんあります。

優美でやさしい筆致。

細部まで繊細に描いて、見惚れてしまいます。

最初にアップした桜ケ丘ねぷた愛好会の見送り絵は下です。

高さはビル3階ほどでしょうか。運行係が上部にいます。

看板や電線にねぷたが引っ掛からないように指示。道いっぱいに練り歩くため、事故がないように気をつけているのです。

知事賞のねぷた

2018年度の扇の部・知事賞を受賞したのは、茂森新町 ねぷた愛好会

首が飛ぶ戦いの場面は水滸伝から。

絵師は三浦呑龍さん。

迫力のあるねぷた絵ですね。

見送り絵は 梁山泊女傑揃い

 

知事賞・組ねぷたの部 西地区

決戦 川中島 八幡原の戦い 越後の軍神 甲斐の虎の策を見破る

越後の軍神といえば、誰でしょう?

答えは上杉謙信

ねぷたを知ると、歴史に強くなるに違いない。

 

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弘前実業高校創立100周年記念

元気な若い声が響く!

弘前実業高校の生徒さんが中野町会のねぷたに参戦!

大人数で若さが弾けていました。

弘前ねぷたは、前ねぷたの後に、メインのねぷたが登場することがほとんど。

趣向を凝らした前ねぷたも多い。

ねぷたが終われば、じきに秋だっきゃの。

津軽の夏は短いから、その一瞬を懸命に生きる。

ねぷたを見物する度にそう感じます。

 

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つつがなく幕を閉じた今年の祭り。

動く美術展と称される弘前ねぷたは、絵師が魂を注いで描いた鏡絵と見送り絵、運行団体、引手の子ども達と囃子方が一体となるお祭りです。

 

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