重要無形民俗文化財に指定されている弘前ねぷたまつりが、8月1日に開幕しました。
7日まで運行されます。
70台を超える数のねぷたが、城下町を練り歩き「ヤーヤードー」の掛け声に太鼓と笛、手びら鉦のお囃子が響きます。
弘前ねぷたまつり初日のもようをお伝えします。
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令和元年の弘前ねぷた
1日~4日は土手町を、午後7時から運行します。
勇ましい武者絵や、三国志あるいは水滸伝から題材を得た鏡絵が印象的。
通り一杯に、巨大な絵灯籠が出現!
藩政時代の殿様も大いに楽しんだと、弘前市立図書館が所蔵している『弘前藩日記』にも記述されているねぷたです。
青森ねぶたは8月2日から、五所川原の立佞武多は4日から始まります。
絵師・三浦呑龍
宮園青山連合ねぷた愛好会の絵師は、三浦呑龍さん。
今年2月に 、新年会パーティで三浦呑龍さんをお見かけしました。
朴訥とした雰囲気の方です。
今年は、6台ほど鏡絵を手掛けているようですね。
美人画も得意の呑龍さん、送り絵も妖艶で見応えたっぷり。
初日から沿道には見物客が大勢詰めかけていました。 私の近くにいた、アジアからやってきた若い男性は、スマホで現地中継。 ほんと、便利な世の中ですね。
絵師・聖龍院龍仙
次々とねぷたが練り歩きます。 弘前大学ねぷた実行委員会のねぷた。
絵師は聖龍院龍仙。
タイトルは『朱鐘馗之図(しゅしょうきの図)」
朱い鐘馗さまは、疫病から民衆を守ってくれる道教系の神さまです。
凛々しい鏡絵ですね。
色合いが華やかな見送り絵でした。
なごみ系の絵を得意とする聖龍院龍仙さんは、カレンダーやポスターなどでも人気。
ねぷたまつりは、これから日を追うごとに佳境にはいります。
8月4日まで午後7時から土手町を運行。
5日と6日は午後7時から弘前駅前を運行し、7日は午前10時から。
まとめ
弘前ねぷたまつり初日のもようをお伝えしました。
三浦呑龍さんと聖龍院龍仙の鏡絵と送り絵を、まずは紹介。
80台ほどが出陣して、日程によって各団体の運行日が決まっていますから、今夜も出かけてみようと思います。
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