2月8日から11日まで弘前城雪燈籠まつりが開催されました。
夜は雪燈籠に火が灯り、幻想的な美しさになります。また大型雪像にはプロジェクションマッピングが映し出されて楽しいイベントもたくさん。
2019年の弘前城雪燈籠まつりは、例年になく冷え込んで昼の気温が氷点下5℃。夜はさらに冷え込んで津軽弁で「しばれる」日が続きました。
雪燈籠も雪像も形が少しも崩れることなく、にぎやかなうちに閉幕しましたので、その模様をお伝えします。
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市民の手作り雪燈籠
1977年からつづく弘前城雪燈籠まつり。
私が出かけた2019年2月11日は晴れ間がのぞいて穏やかですが、気温は氷点下です。
雪燈籠まつりは200基のおよぶ雪燈籠と雪像が、弘前公園のなかに市民の手で制作されます。 大型雪像は、自衛隊の協力で作られます。
40年以上の歴史のなかには、雪不足のため山から雪を運んだり、暖冬の雨で雪像がくずれそうになったりしたこともありましたが、今年は雪が多く寒さも厳しくて、雪まつりにぴったり!
写真のふらいんぐうぃっちの雪燈籠は、アニメ化された石塚千尋さんの漫画。
弘前が舞台で、かわいい魔女が活躍するストーリー。
本丸に設置されたこちらの雪燈籠は、ファンの会が制作しました。
弘前城の雪燈籠はほとんどがねぷた絵を思わせる錦絵をはめこんでいます。
夜になると、ゆらりゆらゆらと灯が揺れて、きれい。
毎年、市内の子ども達が描いた錦絵も飾られています。
上手ですね。丁寧に描かれいました。
弘前公園の東門
弘前公園には5つの櫓門(やぐらもん)があり、すべて江戸時代の史跡です。
東門の近くには弘前文化センターがあって、駐車場を利用できるので、この日は東門から入場。
ピクニック広場につながり、春には美しい桜が咲きます。
あと2ヵ月もすれば、桜の季節ですが、津軽は今のところ厳冬のさなかです。
大型雪像
護国神社が弘前公園内にありまして、近くの四の丸には大型雪像が勢ぞろい。
チコちゃんはNHKのキャラクターで、子どもたちに大人気ですね。
メイン会場なので出店も多い。
そして大型滑り台があるので、子どもたちの明るい声が響いていました。
2019年の雪燈籠まつりでもっとも大型なのは、旧弘前市役所の雪像。
夜にはプロジェクションマッピングが投影されますし、9日の土曜日には花火も打ち上げられたのです。
毎年、大型雪像はテーマが変わります。
明治や大正期に建てられた洋館が多い弘前なので、それらにちなむことがほとんどです。
児童や生徒も雪燈籠やミニかまくらの制作に参加して、市民手作りの雪まつりとして親しまれてきました。
台湾や東南アジアの南国から、雪の感触を楽しむために訪れる観光客も多く、2019年の雪燈籠まつりの人出は26万人だったそうです。
さあ、次は弘前さくらまつり!
2019年の弘前さくらまつりは4月23日火曜日~5月6日月曜日の期間に開催。
雪どけは3月からでしょうか。
まとめ
弘前城雪燈籠まつり2019をお伝えしました。
積雪は80センチ、気温が低かったのでコンクリートさながらに雪燈籠が固まって、キレイでした。
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