弘前城 菊と紅葉まつりが11月11日まで開催中です。
カエデが燃えるように赤く色付き、園内の菊の花も最高潮。
夜間ライトアップは11月中旬までの予定で、もうしばらく魔界に喩えられる紅葉が楽しめるでしょう。
5日に園内を散策したので、紅葉情報とともに石垣改修工事についてもお伝えします。
弘前公園の紅葉
追手門のお濠と桜並木です。
春に満開の桜や花筏で、たくさんの方々をうっとりさせた桜の木。
紅葉し、はらはらと木の葉が散ることで、四季の移ろいと命の輝きをみせてくれます。
桜の木の葉が散ると、津軽地方は雪の季節。
園内は広いので、散策するとたっぷり半日はかかります。
丑寅櫓がある付近は、カエデが多く紅葉の撮影スポットとして人気。
特産品やおみやげを置いている物産館の近くです。
お濠に映る水鏡が幻想的なのです。
昼も良いのですが、夜のライトアップはいっそうの美しさ!
りんご飴さんが魔界と名付けた絶景ビュー。
本丸に来ました。
快晴で、初雪が降った岩木山の頂きが白く輝いています。
弘前は今季、珍しいことにまだ霜が降りていない。
暖かな11月の始まりで、予報では暖冬の傾向だとか。
雪国の弘前なので、まったく降らない年はありません。一面が銀世界になるのはもうじきでしょう。
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菊と紅葉まつり
先月、来たときはまだつぼみだった菊が、見事に咲き揃っています。
菊のアートは、岩木山。
標高1625メートルで、青森県で最も高い。
噴火口があり、右が巌鬼山、左が鳥海山です。
この秋は快晴が多く、お出かけ日和が続きました。
根上りイチョウ
黄色く色付いてきました。
西の郭に立っていて、夜にはライトアップされます。
石垣改修工事
弘前公園の石垣は、はらみが出たため改修工事がされ、天守があった下は石垣が外されました。
大工事です。
はずされた石垣は護国神社近くの広場に集合。
重さが1t以上の巨石も多い。
現在はクレーンが吊り上げるけれど、江戸時代はすべて人力。
すべてに番号が振られて、どこの何段目かわかるようになっています。
この日は、弘前公園ウォッチャーのゆみさんから色々と教えてもらいました。
ゆみさんがナンバーを書いた石もあるそうです。
天守は曳屋で移動したので、土台をなおして石垣を積んだ ら、またもとの位置に曳屋で戻される。
菊の五重塔も見頃となりました。
さて、11日までの菊と紅葉まつりですが、冬のさくらが今冬も始まります。
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冬に咲くさくらライトアップ
2016年12月から始まった冬に咲くさくらライトアップが、今年も開催されることになりました!
枝に積もった雪を桜の花に見立てて、弘前の雪景色を堪能できます。
クラウドファインティングにより協賛をお願いし、目標額を上回る金額が集まったので、昨冬よりさらに素晴らしいライトアップになりそう。
弘前市の地域協力隊だった米山さんのアイデアで、市民はもとより国内外から反響がありました。
今年から、ゆみさんが事務局となり奮闘され、私もほんの少しお手伝いを。
点灯式は11月30日、12月1日から2019年2月まで毎日ライトアップされます。
幻想的な冬の桜も、楽しみですね
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