記念セレモニー「石垣解体始め式」から一夜明けた10日。
弘前公園に来ました。
すっきりとした晴天に石垣を囲む足場と、ピンクの桜をかたどった「100」 の旗がはためいています。
弘前さくらまつりは100年目の観桜会。
1枚目の写真の手前にある石が、解体始め式で外された一個。
なんと重さが1トン!
輝石安山岩 で、記念セレモニーでは1分ほどをかけて約10メートル下の内堀にクレーンでゆっくり下されました。
2019年3月までに3000個の石が外されます。
解体作業は13日から本格的になりますが、桜まつり期間中の4月22日~5月7日までは休工に。
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石垣大改修を観光コンテンツにして地方創生
曳屋で一時的に移動した天守です。
10日は澄みきった青空に残雪の岩木山と天守が映えていました。これに満開の桜が加わると、圧巻の眺めです!!
この天守は2021年中に元の位置に戻されますので、天守の肩越しに岩木山を撮影できるのは、限定された期間となりますね。
石垣改修が完了するのは2023年度の予定。
葛西市長は記念セレモニーでこうお話したそうです。
「石垣大改修を観光コンテンツとして磨き上げ、新たな価値を生み出して地方創生に結び付けてゆきたい」
また、この工事では解体しながら、発掘調査も行われるそうです。
天守の内部も見学できます。
曳屋工事の資料もたくさん。
階段は急ですが、3階へ上ることが可能。
天守の3階には、全国のお城の写真がありますよ。
桜が満開の時期には、天守の窓からほんとうに豪勢な花吹雪も観ることができます!
江戸時代には殿さまや藩士でないと、登ることができなかった天守。いまなら入場料310円で堪能できます♪
武徳殿の前方にはサンシュユが満開。
子福桜が緑の相談所のところに、またピクニック広場ではロトウザクラも満開とか♪
園内は広くて、きのうはそんなに歩けませんでしたが、お楽しみはこれから。
野鳥が啼き交わしながら飛び、恋の季節ですね。今年もフクロウのひなを観察できるでしょうか。
自然も豊かな弘前公園。
blog.tugarujikukan.info
弘前さくらまつりは4月22日から開催されます。
2018年8月23日更新しました。
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