2022/11/15更新しました。
日本最北の五重塔があるお寺として知られる最勝院は、弘前市銅屋町にあります。
弘前大学病院から歩いて7分ほどの距離、観光スポットとしておすすめです。
五穀豊穣や国家安泰などの深い願いが込められ、境内は静かで厳かな気持ちになり、津軽のパワースポットのひとつと言えるでしょう。
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春は桜、秋はヒガンバナ
釘を1本も使わず、当時の宮大工が建てました。
すごい技術ですね。
真言宗智山派の寺院です。
境内には重要文化財に指定されているものとしては、日本最北に位置する五重塔がある。
春には境内の梅や桜が一度に咲いて、それはそれは美しい。
はい、雪国では梅と桜が次々と花のつぼみをほころばせるのです。
最勝院は、 弘前公園と合わせて散策したい観光スポットです。
さて津軽地方には、一代様信仰があります。
それは自分の干支を祭る神社やお寺をお参りすると、災いから守られるという信仰。
最勝院は卯年の干支を祭っているので、狛犬がうさぎ。
思わず、撫でたくなります。
来年の話をすれば鬼が笑うといいますが、2019年の干支は亥(いのしし)。
八幡宮も江戸時代からの歴史ある神社。
話が来年に飛びましたが、下の画像は最勝院の本堂前です。
卯歳 一代様本尊と書かれていますね。
この名称 の起源は、『金光明最勝王経』という仏教教典に由来し、五穀豊穣、 国家安泰等の深い願いが込められている。
総本山は京都市東山の智積 院、宗派は真言宗智山派の密教寺院である。
本尊は金剛界大日如来、 秘仏として五智如来、猫突不動明王、文殊菩薩、聖徳太子、牛頭天 王、歓喜天(聖天)、 青面金剛、如意輪観世音菩薩等を祀る。
御朱印
御朱印をいただきました。
最勝院
御朱印と墨痕があざやか。
8月に御朱印デビューし、まだアップしていませんが、世界遺産に登録された中尊寺の御朱印もいただいています。
頂いた御朱印は、御守りとして大切にすると良いそうです。
青森では珍しいヒガンバナ
寒冷地で雪が多い青森ではヒガンバナはあまり咲きません。
でもここ最勝院では毎年、真っ赤に咲くので、市民の方が観賞にきます。
なぜ、青森ではヒガンバナが珍しいのか?
ヒガンバナは、花が終わって秋が深まると葉が伸びてきます。
その葉が光合成をして地下茎にでんぷんを蓄えるのですが、青森は雪が深くて光合成があまりできないんですね。
ですから、関東や関西のように、土手一面に咲く風景はない。
珍重されていますが、手折ってはいけないといわれています。
家に持ち帰ると、火事になるという俗信が伝えられているのは、真っ赤な花弁が炎を連想させるからでしょう。
少しモミジが色づき始めました。
桜の木も紅葉しますし、これから気温が低くなると五重塔と紅葉はインスタ映えしそう♪
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紅葉の見ごろはいつ?
弘前公園の紅葉の見ごろは10月下旬です。
弘前公園内・弘前城植物園を舞台に「弘前城菊と紅葉まつり」が行われます。
今年も菊人形場面では弘前藩に因んだテーマのねぷた絵を舞台背景とし、「ねぷた絵と菊人形」のコラボを行います。
また会場内では市民による市民菊花展、菊で彩られる誓願寺山門・五重塔、動物ふれあいコーナーやちびっ子新幹線運行などがあり、幅広い年齢層で楽しめます。
弘前公園の紅葉を楽しみながら本丸・北の郭から臨む秀峰岩木山は格別です。
四季折々の弘前公園をぜひお楽しみください。
弘前城菊と紅葉まつり
会期 2018年10月19日(金)~11月11日(日)
八甲田の紅葉も見逃せない!!
紅葉の時期は車の渋滞があるけれど、たとえば日光のいろは坂よりは、うんとスムーズに車が流れるはず。
すっきりとシンプルな五重塔。
秋の紅葉もステキですし、さらに季節が進んで、雪景色は東南アジアの人にとっては憧れでしょう。
卯歳一代様、最勝院は秋が深まるにつれて、しっとりと風情を増します。
まとめ
海外からの観光客にも人気の最勝院をお伝えしました。
来週までヒガンバナを楽しむことができます。
そうそう、御朱印ガールにもはずせないスポットでしょう。
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