5月18日から閉鎖のためのバリケードが外され、市民が散策できるようになった弘前公園です。
出かけると、関山や松月、須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)の八重桜や色とりどりのツツジが咲いていました。
弘前公園の花々を中心にお伝えします。
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閉鎖が解除
桜の名所である弘前公園が閉鎖され、何て味気ない春かと悲嘆していましたが、38日ぶりに開門!
追手門を入ると、遅咲きの八重桜と満開のツツジが出迎えてくれました。
コロナ禍による自粛疲れの心身が、癒やされます。
本丸と植物園も入園できるようになりましたし、観光館もオープンしています。
なお、市立図書館は蔵書点検のため、5月30日まで休館です。
本丸
本丸にイカ型の隅石が展示されています。
歴史ヒストリーで詳しく紹介されていましたね。
天守の近くにあると解りやすくて、うれしい。
弘前公園は役49万平方メートル(14万9千坪)と 広いので、じっくり散策すると半日以上はかかります。
園内を歩くだけで、けっこうな歩数になるんですね。
四季の花に彩られた城址公園です。
遅咲きの桜
4代藩主が天守のある本丸から、母がいる北の郭へ行くために架けたと伝えられる鷹丘橋です。
遅咲きの桜と、石垣にツツジが植えられ、満開に咲いているのを眺めることができました。
内濠を隔て、本丸と北の郭に架かる橋です。
弘前城は、1628年(寛永5年)に改称される以前は、鷹丘城(高岡城)と呼ばれていました。
鷹丘橋という名は、由緒ある城の旧名にちなんだものと思われます。
この橋は1670年(寛文10年)、4代藩主信政)が母の屋敷のある北の郭を行き来するために架けたとされます。
藩政時代は、敵の侵入を防ぐため、戦時には壊される架け橋でした。
二宮金次郎の銅像が池のほとりにあり、その近くの遊歩道が桜の花びらで敷き詰められていました。
花びらが21~50枚とボリューミーな関山。
長い間、楽しめる遅咲きのさくらです。
また花を塩漬けにすると、おめでたい席に欠かせない桜湯になるんですね。
婚礼のとき桜湯をいただくのは、お茶を濁すことを嫌うため、茶ではなく桜湯なのだそうです。
この桜の塩漬け、抗糖化成分など有効ですが、大量に摂ると肝臓に負担がかかるとのこと。
何ごともほどほどが良いのでしょうね。
植物園ではハンカチツリーが咲く頃です。
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まとめ
遅咲きの桜とツツジを楽しめた弘前公園・閉鎖の解除をお伝えしました。
コロナ禍の前は、海外からの観光客が春の弘前さくらまつりはもちろん、冬も訪れて雪景色に歓声をあげていた弘前観光の人気スポット。
ワクチンが開発されたら、また以前のように、にぎわうでしょう。
5月18日昼過ぎの弘前公園は、市民が思い思いに散策して、遅咲きの桜が静かに花びらを散らせていました。
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