10月14~15日に青森市浪岡交流センターあぴねすにて、「こぎんの学校2023」が開催されました。
遠くは岐阜県や埼玉県・宮城県から駆けつけた津軽こぎん刺し作家さんたちとともに、私も受講したので、お伝えします。
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こぎんの学校2023
午前10時半から講演、午後はワークショップだった「こぎんの学校2023」です。
画像は「そらとぶこぎん」の編集者・鈴木真枝さん。
扇ねぷたと三縞こぎんを前に、ご挨拶。
私は15日だけ受講できました。
講演は石山晃子さんが「江戸時代の津軽の民衆は何を着ていたか」を解説。
とても勉強になります。
講演の内容は、江戸時代の文献をひもときながら、民俗についてお話して下さったのです。
寒冷地のため、津軽地方では木綿を栽培できず、麻の着物を着ていた農民達。
北前船で輸送された木綿は貴重品だったのですね。
ワークショップ
三本の縞が特徴の三縞こぎん。
午後は、ワークショップです。
私も挑戦しましたが、時間切れで宿題に。
びっしりと刺すのは時間がかかり、こぎん刺しは根気刺しと言われるほど。
そらとぶこぎんは、こぎんの専門雑誌。
現在7号まで出ています。
第7号で一旦、休止しているため、在庫限りの限定。
石田舞子さんのグレイルブックスからも購入できます。
ほんとうに勉強になった「こぎんの学校2023」です。
スタッフの皆さま、お目にかかれた方々、ありがとうございました。
まとめ
五所川原市を中心に鰺ヶ沢町や中泊町で刺し綴られた「三縞こぎん」は現存数が少なく、幻と言われています。
貴重な三縞こぎんが一同に会した「こぎんの学校2023」で、学んだことをお伝えしました。
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