春の訪れを感じるこの頃、弘前公園のマルバマンサクが咲き始めました。
弘前では春を告げる花として、とっても知られています。
なぜなら、マルバマンサクが開花して40日後に、弘前公園のソメイヨシノが咲くといわれるんですね。
そろそろ九州では桜の便りもちらはらと届いていますが、北国の弘前では残雪をまだ見ることができました。
冷たい風に吹かれながら、けなげに咲くマルバマンサクを紹介します。
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まるばまんさくを見ることができるのは?
武徳殿休憩所がある北の郭に、マルバマンサクは木があります。
タメノブーンの撮影スポットが目印になるでしょう。
なお、こちらの武徳殿では、殿様やお姫様の衣装を着て、写真撮影が可能です。
お殿様お姫様衣装着付け体験|広域観光|公益社団法人 弘前観光コンベンション協会
緑の相談所
待ち遠しい桜ですが、緑の相談所で咲いていました!
緑の相談所では一足早く、桜を観ることができます。
剪定した枝を育成しているのです。
こちらの緑の相談所は、モダニズム建築の巨匠であり前川國男が手がけた作品のひとつ。
戦災を逃れた弘前には、歴史的建造物がいくつも残っています。
前川作品が9つ弘前にあるのは、前川國男の母親が弘前藩士の娘だったということから。
また明治期の教会もありますし、禅宗のお寺がならぶ禅林街も見逃せないスポットです。
弘前を旅したときは、歴史ある建物めぐりも楽しいでしょう。
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撮影はけっこう難しいマルバマンサク
武徳殿の前、少し雪がありますね。
木のそばで男性が、カメラを構えています。
黄色い花が可憐なマルバマンサクはけっこう撮影がむずかしい。
ピントが合わせ辛いんです。
ピンボケを除くと、ブログにアップできる画像はわずかでした。
透き通るような早春の青空の下、マンサクの花っこがめんこい。
直径が1~2センチほどでしょうか。
枯葉に隠れるように咲くマルバマンサク。
恥じらう少女のような花っこなんです。
陸奥新報によると、今年は3月10日にマルバマンサクが開花とのことですから、4月19日ころソメイヨシノが咲き始めるかもしれませんね。
桜の剪定作業はこの日 、春陽橋のほうで行われていました。
桜切るバカ、梅切らぬバカ。そんな言葉がありますが、弘前方式ではリンゴ園の剪定方法からヒントを得て、枝を切り、樹勢が衰えないように管理。
桜ミクが公式キャラとして応援する弘前さくらまつり。
あと1ヵ月先の桜の開花が楽しみです。
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