青森はようやく春の山菜シーズン。
山ウド、ぜんまい、ワラビ、タケノコ、タラノメやふきと次々と芽出しする季節。
そんな山菜に、なんと認知症に効果があるものが!
それがアザミです。
山に入ると、そこらじゅうに生えているそうですが、わが家では見分けがイマイチ判らないので、産直センターや道の駅で買います。
家人の好物がアザミ。
今年もさっそくお味噌汁にしました。
油揚げも入れると、おいしい。
津軽弁でまさに「めっ!」
しゃしゃきとした歯ざわりのアザミを味わうと、春が来たなと感じます。
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アザミとは?
キク科アザミ属の植物で、茎にとげがあります。 スコットランドの国花。
花言葉は「独立・報復・厳格・ふれないで」
食用にするのは新芽の部分。
東北地方や長野県でスーパーで売られ、食べられています。
5年くらい前は一株150円ほどでしたが、この頃はそんなに安くありません。
私が先月終わりに弘前市内の道の駅で買い求めたとき、1パック230円でした。
「2パック買うが?」
夫はそう言いましたが、ひとつにしてもらいました。
その後、認知症に効果ありのニュースを陸奥新報で見たので、2パック買って、冷凍にしておくと良かったかもと、思ったのです。
なぜ認知症に効くのか?
アザミに含まれている「タキシフォリン」がアルツハイマー病の症状を改善させる効果があると、国立循環器研究センターの斎藤聡医師らのチームが発表。
斎藤医師は脳神経内科のドクターです。
アルツハイマー病の患者の多くは、異常たんぱく質のアミロイドβの蓄積により、認知機能や血流が低下します。
アザミのタキシフォリンは、アミロイドβの結びつきを阻害することが、マウス実験で確かめられました。
ヒトの場合は、軽度の認知症において効果があるだろうということです。
参照元:メディカルトリビューンウエブ
料理の仕方
アザミは買ってきたら、水道水でよく洗い、下ゆでします。
少しだけ水に浸しますが、ホウレン草みたいに長くアク抜きしなうてもOK.
まな板に載せて、細かく刻んでお味噌汁や煮物にします。
切っているそばから、切り口が黒ずむ山菜です。 鉄分が強いのかもしれません。
ですから、すぐお味噌汁にしたほうが良いでしょう。
まとめ
青森でよく食べられてきたアザミに、認知症効果があることが解かりました。
まだ認知症の症状が出ていない中年期から食べると、予防になるに違いありません。
美味しく食べて、短命県返上を!!
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