津軽こぎん刺しやデコラティブペイント・藍染など「ウルシ植栽活動応援プロジェクト」の展示が、4月1~3日に弘前市立百石町展示館で開催されました。
紅梅が咲きそろい、春の陽射しが暖かな蔵造りの空間で見ることができたハンドクラフト店をお伝えします。
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ハンドクラフト展会場
白壁の土蔵が美しい弘前市立百石町展示館です。
明治16年、呉服店として建てられた歴史的な建造物を展示室として活用。
「みんなのこぎん」でお友達となった工藤由喜子さんの作品を鑑賞できると聞いて、見学しました。
津軽こぎん刺し
2階が展示会場です。
なかに入ると、津軽こぎん刺しの作品が出迎えてくれました。
木のフレームは、工藤さんが漆塗りで仕上げたとか。
こぎん刺しは工藤さんやgardengardenさんの作品。
ヒバの木のペン立てもあります。
金継ぎ
割れた陶器をウルシで修復する金継ぎ。
工藤さんは「カサイコ」さんで習ったそうです。
ウルシを使って修復する伝統的な金継ぎは、最後の仕上げに金を。
骨董の世界では上手な金継ぎにより価値が上がると、テレビ番組「なんでも鑑定団」で知りました。
カサイコは、弘前市城東地区にあるギャラリー。
オーナーは金継ぎの先生です。
藍染
ジャパンブルーの藍は、日本人に似合う色ですね。
こぎん刺し衣は、藍染の麻布に白い木綿糸で刺し綴る。
さっとカブレール頭巾、ネーミングが面白い。
ご病気の治療で脱毛された方や、あるいはお料理の時にも便利そう。
愛には薬効があり、皮膚にやさしい。
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ディコラティブペイント
アート的なディコラティブペイントも展示されていました。
ガラスやホーロー容器にもペイントできるそうです。
うっとり♫
アトリエY・三上雪路さんの作品です。
ウルシ植栽活動応援プロジェクト
西目屋村で始まっているウルシ植栽活動です。
これまで中国からの輸入に頼っていた漆工芸の原料。
津軽塗りは藩政時代に始まった伝統工芸ですね。
映画「バカ塗りの娘」は秋に公開されます。
津軽塗りの人気が再燃するとよいですね。
映画の原作は髙森美由紀さんの「ジャパン・ディグニティ」
とっても心に響く小説です。
紅梅
百石町展示館の裏手にある紅梅が咲いています。
弘前さくらまつり2023は、4月15日から準祭り体制となり、出店も営業されます。
こぎんフェスは4月28日~30日に、ヒロロで開催の予定。
楽しみですね。
ということでウルシ植栽応援プロジェクトのハンドクラフト展をお伝えしました。
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