2021年も猿賀神社の蓮の花が、咲き誇っています。
鏡ヶ池いっぱいに、美しいピンクの花が咲きそろいました。
泥の中に根を張り、泥の中からあでやかに咲く、猿賀公園の北限の蓮をお伝えします。
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猿賀公園のハス
コロナ禍の前は、蓮の花まつりが開催された猿賀公園です。
クラフト展や食べ物屋さんが出店し、にぎやかで楽しかったのに、昨年に引き続き、令和3年の今年もとりやめ。
なお、蓮の花の期間は、限定御朱印がいただけました。
御朱印の蓮が、優雅♫
猿賀公園は平安時代、坂上田村麻呂の部下が制覇しようとして、討ち死にし、龍神となった伝説があります。
古代石の猿賀石が境内にあり、縄文時代からの聖地だったのでしょうか。
なんと、温泉もあります。
さるか荘の泉質は柔らかで、私はファンですが、ここ2年ほど入っていません。
猿賀神社の大祭
朱塗りのお堂のまわりが、鏡ヶ池。
鏡ヶ池の中之島に、胸肩神社が建っています。
数年前の宵宮のとき、こちらの拝殿にて雅楽が奏でられ、厳かでした。
旧歴8月15日が猿賀神社の大祭。
10年ほど前は、イタコの口寄せも見かけたものです。
いまはイタコでなくて、占い師を見かけます。
宵宮の出店も昔に比べて少なくなったと、平川市生まれの家人が申していました。
家人のふるさとなので、年に10回くらいお参りする猿賀神社。
初詣も、猿賀さまです。
ほんとうに満開です!
お盆過ぎまで身頃が続くでしょう。
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ハスの実
平川市の菓子処 西谷菓子では、レンコン羊羹が人気。
津軽の桃を使用したスイーツもあるそうです。
うっとりといつまでも、眺めていたい。
早朝6時半の撮影です。
たまには日の出とともに起きて散策すると、早起きは三文の徳ですね。
津軽のイタコ
笹森建英(ささもりたけふさ)さんがお書きになった『津軽のイタコ』は、令和3年4月の発刊。
弘前大学の教授だった笹森さんの研究書は、文字が大きくて読みやすい。
盲目のイタコは、津軽でも見かけることがなくなりました。
私は森山海岸で、平田アサ女が口寄せするところを見たことがあります。
小柄な高齢女性でした。
そのときは若くて、仏おろしをしてもらわなかったことが悔やまれます。
猿賀神社で、青山せつ女の口寄せに聞き入ったのは、平成18年(2006)頃。
笹森建英さんの「津軽のイタコ」を拝読し、そのときのことを懐かしく思い出しました。
いまの若者は、イタコを知らないかもしれません。
津軽はかつて、故人を手厚く供養して、偲んだのですね。
まとめ
猿賀神社の蓮の花が、みごとに咲きそろいました。
次々と咲くので、お盆過ぎまで見頃が続くでしょう。
あっというまに7月が終わりそうですが、引き続き暑さに気をつけてお過ごし下さい。
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