成田専蔵珈琲店は、オーナーの名前がそのまま店の名前となっているコーヒー専門店です。
アンティークなコーヒーカップが飾られている店内で、1コインランチ弘前の本を利用してリッチな雰囲気にひたることができました。
1975年に創業のコーヒー専門である、成田専蔵珈琲店をお伝えします。
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アンティークなコレクション
店内は白を基調として、明るい雰囲気です。
窓からはお庭の芝生や木のグリーンが見えて、ゆったりくつろげます。
大きな棚に飾られているのはコーヒーカップのコレクション。
藩士の珈琲とは?
江戸時代、ロシアの船が北海道の沿岸をひんぱんに偵察にきたため、弘前藩が蝦夷地へ北方警備を幕府から命じられました。
しかし、1807年(文化4)冬の装備が万全でなかったところに、厳しい寒波に見舞われ、藩士は脚気や栄養不良、肺炎などで次々と亡くなりました(津軽藩士殉難事件)
そういう悲劇がつまびらかになったのは古いことではありません。弘前藩は公式の藩日記には記さなかったのです。死者72名、生存者は17名と伝えられています。
生き残った藩士・齊藤勝利の「松前詰合日記」を1954年に発見。そのことが縁となり、弘前と斜里町は友好都市に。
さて当時、コーヒーは浮腫(むくみ)の薬として珍重され、藩士たちも蝦夷地で飲んだそうです。
藩士の珈琲を頂けるお店は弘前市内に10店舗ほどあるのですが、その工程を見学できるのは成田専蔵珈琲店だけとのこと。
弘前市城東北にある本店は、さくら野弘前店の近くで徒歩2分くらい。
支店が弘大カフェ成田専蔵珈琲店。
弘前大学の前身は、文豪・太宰治が学んだ旧官立弘前高校で、太宰の直筆ノートが現在の弘前大学に残っています。
弘大カフェ・成田専蔵珈琲店は弘前大学の敷地内にある洋館にオープンしました。
ちょうど1年前に、「七緒」のこぎん特集の際に、弘大カフェにタレントの光浦靖子さんがいらして、スタバdeこぎんのメンバーが取材協力。
誌面はこぎん刺しの魅力と、大正時代の洋館 とがすてきにマッチングしています。
話を成田専蔵珈琲店の本店に戻しますね。
明るい店内はコーヒー博物館のようで、資料がたくさん展示されていました。
こちらでコーヒー豆や曳き立ての粉を買うことも できますよ。
チョコレートケーキ
1コイン弘前の本を利用しても、自家製のケーキをえらぶことができます。
濃厚な味わいのチョコレートケーキか、しっとりした味わいのベイクドチーズケーキか。
チョコレートにしました。
チョコに目がないんです。
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ネルドリップ
コーヒーは注文が入ってからネルドリップで丁寧に淹れてくれます。
紙ではなく布フィルターで抽出するのが、ネルドリップ。
まろやかで味わい深い1杯でした!
チョコレートケーキとぴったり。
次回はチーズケーキにしたく、楽しみ。
創業は1975年、40年以上も地元で愛されている珈琲専門店です。
成田専蔵珈琲店
弘前市城東北2-7-4
℡0172-28-2088
営業時間10:00~19:00
定休日は木曜日
駐車場は10台
禁煙です。
まとめ
弘前の成田専蔵珈琲店で、1コインランチ弘前の本を利用して、本格的なネルドリップのコーヒーとケーキを頂きました。リッチな雰囲気にひたれて、有難うございます!
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