2020/03/23更新しました。
NHK食の起源シリーズを見ました。
TOKIOのメンバーがナビゲーターを務めて、「塩」について丁寧に解き明かし、減塩の大切さをレクチャー。
短命県返上の青森県は、塩分のとりすぎが高血圧や脳疾患の原因になるから、「しょっぱいものを食べちゃだめ」と言われていますね。
塩には依存性があることと、減塩が必要な理由をお伝えします。
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塩はうまみの素
塩鮭や、すじこはご飯が進みますね。
NHKスペシャル「食の起源 第2集 塩ー人類をとりこにする本当の理由」によると、人類の遠い遠い祖先は、海の生き物で陸上で生活するようになってから、塩を求めて舌が発達したそうです。
人間の舌は、塩をおいしく感じる味蕾(みらい)が多く、塩味に敏感に反応。
そして、農耕とともに、人は岩塩を求めるようになりました。
カリウムは必要なミネラルだけれど、多すぎると心臓が正常にうごかない。
それで、ナトリウムを人間は求めるそうです。
怖いことに、塩には依存性があり、脳が欲するんだそうですよ。
ラーメンのスープをついつい飲み干すのは、脳が命令していたのかもしれませんね。
ソルトマン
番組では、岩塩を発掘中に大地震のために洞穴がくずれ、塩のなかに埋もれた2千年前のミイラが紹介されました。
イランで発見された、ソルトマンです。
塩蔵されて、爪や皮膚が腐らずに、保存された!
驚きです。
塩はすごいですね。
もしも塩分をとりすぎたと思ったら、リンゴやバナナを食べると良いでしょう。
カリウムが豊富だからです。
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腎臓の働き
番組で私がとても納得したことがあります。
それは年齢と共に、腎臓の働きが弱くなるため、減塩が必要だということ。
50代以降は徐々に、腎臓が小さく縮み、劣化するんですって!
若いときは塩辛いものを食べても、腎臓の働きでナトリウムを排出できるけれど、中年以降はヤバい。
「筋肉は鍛えることで筋力を落とさないことができますが、腎臓は鍛えることができません。
劣化を止められない。
だから、減塩が健康を守るポイントなのです」
番組でドクターがそう話しました。
しょっぱい筋子に、炊き立てのご飯はおいしいのですが、減塩のため控えたほうが良いです。
そして、内臓である腎臓を鍛えることはできないという事実を、今さらながら考えました。
塩を減らすために、りんご酢に置き換えることは有効ですね。
まとめ
たまたまテレビをつけたら、TOKIOのメンバーがNHK食の起源で、塩についてくわしく解説していました。
中年になると腎臓が劣化して、塩分を体から排出できない。
すると、血圧が上昇しやすく、高血圧や脳疾患、腎臓病など病気を引き起こしやすくなります。
年末年始は、ごちそうをたらふく食べる機会がありますが、塩を控えると来年も元気に過ごせそうです。
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