こぎん刺し
2019年6月11日更新しました。 弘前市真土地区にある、佐藤陽子先生のこぎん展示館へおじゃましました。 // // 津軽こぎん刺しや刺し子などを見学できる、私設の展示館です。 明治期の古いこぎん衣や、先生の新作もたくさん鑑賞できました。 とても貴重なお話…
月に一度、スターバックス弘前公園前店で開催されるスタバdeこぎん、私が参加するようになって、早3年になります。 地元の女性や転勤族の奥様たちが集い、津軽伝統のこぎん刺しを楽しむ趣味の会。 上の画像は市松模様やりんごのモドコ(文様)を色糸で刺して…
2018年8月27日、弘前市民会館の大会議室で『こぎんの学校』が開催されました。 主催は『そらとぶこぎんプロジェクト』と津軽工房社、講師が佐藤陽子こぎん展示館の陽子先生と、kogin.netを運営する山端家昌氏です。 午前中は「津軽こぎん―高橋寛子」上映会と…
2022/08/09更新しました。 青森県津軽地方では、お盆のお墓参りに法界折を供えることが多いです。 きゅうりやナスを割り箸や竹串でつくる精霊馬とともに、法界折もお供えするのです。 法界折は今は亡きご先祖様の供養のため供える折詰のような感じで、精進料…
2024年3月19日更新しました 11月7日~9日まで弘前市立百石町展示館にて、『vol.11浪漫の街 弘前さ・き・お・り展』が開催されています。時間:午前10時~午後5時まで全国からよりすぐりの裂織作品が一堂に会しています。弘前では『津軽地機の会』が活動して…
恒例の『スタバdeこぎん』に参加しました。2017年5月29日はこぎんフェスに出展した作品を返却してもらい、新たな気持ちで刺しました。新メンバーおふたりを迎え、そのおふたりともご主人の転勤にともない弘前へ移住した奥様です。小さなお子さんがいらっしゃ…
3月13日『スタバdeこぎん』に、参加しました。私は津軽こぎん刺しや古布、青森のぼろを女性史から見つめることをライフワークにしています。こぎん刺しは、明治末頃から徐々に刺す人がほとんどがいなくなって、昭和の初めに民藝運動の柳宗悦(やなぎむねよし…
弘前市役所に隣接しているスターバックスでこぎん刺しを楽しむ会『スタバdeこぎん』が24日に開催されました。色づく紅葉の弘前城がすぐ目の前だからでしょう。中国語らしき会話が店内では聞こえています。海外からの観光客が増えていますね。上の作品は、音…
弘前市賀田(よした)地区にある、鳴海要記念陶房 館にて、3月13日から27日まで 「宙(そら)とぶこぎん」展が開催中です。午前9時から午後4時までの開館時間。3月15日と22日の火曜は休館日となっております。とっても貴重な年代物のこぎん刺し衣を無料で見…
青森といえば、東北のなかでも奇祭で知られています。ねぶたもそうですが、独特の民間信仰や習俗がたっぷり残っている。そのひとつ、沢田ろうそくまつりへ出かけてきました。 この記事は弘前市の相馬地区に450年前から続く「沢田ろうそくまつり」について紹…
2022/02/01更新しました 2月8日は旧正月の伝統行事、弘前市鬼沢地区の「鬼神社」にて『しめ縄奉納 裸参り』が行われました。これまでテレビや新聞の報道で知っていましたが実際に見るのは初めてです。 極寒の旧正の朝、水垢離で身を清めて、しめ縄を奉納し…
2021/02/25更新しましたレトロな角巻人形 を紹介したいと思います。弘前でかつて制作されていました。 「オリンピック堀」という会社の人形。 美人な大人チックな和人形です。 角巻きはかつて、雪国の必需品。 地吹雪から身を守る純毛の角巻きは、頭からすっ…
川倉地蔵尊堂 2022/12/28更新しました 五所川原市金木にある賽の河原 川倉地蔵尊堂は津軽の古い霊場です。 若くして亡くなった霊を慰めるため、花嫁人形を納めるお堂があることで、知られています。 パワースポットである川倉地蔵尊へ行くには車が便利ですが…
平川市にある猿賀神社は、蓮池で知られています。津軽の三大神社のひとつで、山の神さまが岩木神社、海の神さまは高山稲荷神社、猿賀さまは農の神さまをお祀りしています。境内には湧き水がこんこんと流れる泉があり、目の病気に霊験あらかたと、昔から言わ…
青森県と秋田県の県境に、岩崎村があります。いまは合併して深浦町になりましたが、日本海を望む海辺の村です。 象岩航海の安全を祈願し、弁天様の社があります。 森山海岸リゾート列車『しらかみ号』に乗ってみたくて、弘前駅から乗車したことがあります。…
青森にはかつて、仏おろしや口寄せをするイタコが何人もいました。 昭和40年代はブームとなり、全国のデパートの催事場に呼ばれることもあったと聞いています。 また、左幸子や三國連太郎が出演した映画『飢餓海峡』では、盲目のイタコが口寄せをするシーン…
津軽の人はいまもイタコの口寄せに耳を傾け、亡き人の霊を慰めている。都会からやってきた映像クリエーターは、素朴な昔ながらの津軽を思い描いているようでした。若い雰囲気の男性でした。すらりと背が高く、黒いセーターを着て、それがとても似合う長髪の…
目屋人形と絣の野良着を着たりかちゃん 2019/05/09更新しました。 かつて目屋人形を作っている所にお邪魔したことがありました。西目屋村商工会女性部、そこに人形制作部がありまして 、当時メンバーが3人。目屋人形は、地元の方の手作り品なのです。画像は…
先輩エッセイストさんから、貴重な民俗資料を頂きました。尊敬する方からの頂きものですから、感激 です! 白神山地のふもと、西目屋村に伝わる『目屋人形』です。 若い娘さんが背負う炭俵西目屋村はかつて炭焼きがたいへんに盛んでした。木炭の生産です。家…
弘前市・桜林公園 2024/01/07更新しました。 おしらさまは東北地方の古い民間信仰です。 馬と娘の悲恋物語である、馬娘婚姻譚(ばじょうこんいんたん)が有名で、男神と女神の二体で一対。 青森のおしらさまについてお伝えします。 スポンサーリンク // おし…
ご近所の久枝さんが、私にこぎん刺しの着物を託して下さいました。70代の久枝さんが長く保管してきた貴重なこぎん刺しは、お姑さんが制作したのだそうです。 藍色に染めた麻布に、刺し綴った白い木綿糸のすがすがしさ。粗い麻の布目をふさぐように、細かく刺…