津軽半島の北端が、龍飛(たっぴ)崎です。
晴れた日だと北海道の山並みが望めます。
五所川原広域農道:通称こめ米ロードを通ることで、中泊町までスイスイ車でドライブできます。
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龍飛岬
ああああ~津軽半島!雪景色~♪
青森県人の私は、夏しか龍飛崎に出かけませんけれど、機会があれば凍えそうな寒中に訪問したいものです。
この日は、弘前市内から藤崎町と板柳町を経由して、こめ米ロードに入りました。
農道なので、信号機が少なくドライブに最適。
途中、奥津軽 今別駅の道の駅に寄っても、2時間半ほどで着くことが可能。
吸い込まれそうな海と断崖でした。
この日の龍飛灯台は観光バスが1台も駐車していなくて、観光する人も数人。
その駐車場にお土産屋さんが3軒ならんでいて、2軒が営業中でした。
青函トンネル記念館はその日は休館日。
風に吹かれて、下北や北海道の陸地を眺めたのです。
不思議スポットとして有名な階段国道は、龍飛崎にありますよ。
竜飛崎
太宰治が「小説津軽」を書くにあたって、取材旅行したお宿が資料館になっています。
戦時中の物がない時代でしたが、太宰はよく歩き、よく食べ、よく吞んだ。
酒豪ぶりにびっくりの「小説津軽」
義経寺
なんと義経伝説があることをご存じでしょうか。
源義経は源平合戦で武勇を挙げますが、兄である源頼朝により謀反の疑いを掛けられました。
奥州の都であった平泉に逃れ、やがて自刃したというのが定説。
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ところが、さらに北に逃れて、この三厩から船で蝦夷地(今の北海道)にわたり、ついには中国に到達して、チンギスハーンになったというのですから、驚き。
厩石(うまやいし)は、義経が荒波を沈めるために祈願した場所とのこと。
はじめてお参りした義経寺(ぎけいじ)です。
階段を昇りきった先に、お寺がありました。
日頃、運動不足のため筋肉痛に(@@;)
龍馬山 義経寺の門に着きました。
阿吽(あうん)の像がすばらしい。
筋骨隆々と鍛え抜かれた仏像で、魅せられました。
古代インドのサンスクリット語の梵字において、口を大きく開けた阿と、口を閉じた吽は、宇宙の始まりから終わりまでを表わすそうです。
カッと目を見開き、手は「待った」の形。
邪気を寄せ付けないのでしょうね。
見事な彫刻。
コロナ封じもよろしくお願いします。
ここから、義経が海を渡ったのか!
源義経=チンギス・ハーン伝説、蘇る!テムジンと名を変え義経は中国大陸制覇へ|今日のおすすめ|講談社コミックプラス
夢が広がる伝説ですから、コミックや解説本も。
風光明媚な海を望めるし、阿吽像がすばらしいので、チャンスがあったら階段を昇り、拝観なさってください。
竜飛崎から小泊へ向かう国道339号線「竜泊ライン」は、ヘアピンカーブがありますので、ドライバーは注意を。
小泊 七つ滝
いつもは素通りの七つ滝を、今回は堪能しました。
水辺で、滝行ができます。
私はビーチサンダルで足を浸しました。
冷たくて気持ちいい♪
海水浴もいいけれど、滝も夏は快適ですね。
青森県は滝が多いから、滝めぐりも楽しそうです。
コロナ禍の夏は、青森県内から一歩も出ませんでした。
風光明媚な景勝地にめぐまれた青森は、秘境もたくさんありますから、また探訪したいですね。
まとめ
津軽半島龍飛崎までドライブして、7時間ほどで弘前に帰還しました。
朝7時半に出発して、午後3時前に帰り着いたのは夕方、用事があったから。
津軽半島には、太宰治の故郷に斜陽館や五所川原市に立佞武多(たちねぷた)の館もありますから、じっくり観光するなら泊まりがけがオススメ。
津軽半島ドライブ半日コースをお伝えしました。
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